桜蔭会は、お茶の水女子大学の同窓会です。前身は、東京女子高等師範学校です。
桜蔭学園は、桜蔭会がつくった学校です。(詳しくは、桜蔭会HPをご覧ください)
時々、「桜蔭の方と結婚したいので、そちらの結婚相談に入会したいです」ってお問い合わせがあります。桜蔭会相談会の会員さまの中には、桜蔭学園の卒業生の方もいらっしゃいますが、ごく少数です。そうした方とピンポイントで結婚したいって言われても、それは難しいだろうなあって思ってましたら、部長が「桜蔭会は、桜蔭学園の同窓会ではありません」とビシッと断ってくれました。
結婚相談部の先輩には、幼稚園は女高師附属幼稚園だったって方がいらっしゃいました。途中からお茶大附属になったそうです。ついでに、幼稚園からず~っとお茶大附属でそのままお茶大に進学した方のことを「お茶づけ」っていうって教えてくれました。(ホントかしらん?) お茶大の先生の中には、女高師附属女学校を出たのよって先生もいらっしゃいました。運営委員になりたての頃は、「ザ・女高師」って雰囲気の先輩方がズラリとそろってて、おおいにビビったものです。昭和の頃は、お茶大=女高師って感じがまだまだ残っていましたね。
私は、Q州の端っこの方で育ちましたので、親の世代にはまだまだ女高師って言葉の方がなじみがあるようでした。「お茶大に合格した」っていうと、「奈良女高師ではなくて、東京女高師に合格したのか」ってあちこちで確かめられたものです。卒業近くになって、伯父が「東京女子大を卒業するのか」ってきくので、「いんや、お茶大だよ」って言いましたら、「お前は女高師って言ってたじゃないか」「だから、お茶大だよ」「東京女高師が東京女子大になったんじゃないのか」「ううん、東京女高師はお茶の水女子大学になったんだよ」って。伯父が生きてるうちに誤解がとけてよかったなあって今では思ってます。